CULTURE企業文化

3年目同期 座談会 TALK SESSION 01

社員として働いてみてわかるニフコのリアル。
入社三年目の同期社員によるホンネの座談会です。

  • N.N

    プラットフォーム事業部
    プラットフォーム生産技術部 設備技術課

    休日は、会社の同期、先輩と一緒にキャンプに出かけたりバイクに跨がってツーリングに行ったり、安くて美味しい居酒屋さんを探して友人と飲み歩いたりして楽しんでいる。

  • T.R

    ファスナー事業部
    商品技術部 商品開発課

    休日は、同期や先輩と遊びに行くことも多い。大学時代の友人と一日中ゲームをしている日も。ニフコは有給もとりやすく、趣味をしっかり楽しんでいる人が多いのも魅力と語る。

  • F.H

    営業本部 グローバル第二営業部

    会社の防音施設で昼休みにアコースティックギターの練習を行なうのが最近の楽しみ。仕事で接点がない社員と、音楽の趣味を通じて知り合いになれるのも嬉しいという。

一人ひとりをちゃんと見てくれる。
そして、人とのつながりを大事にする会社。

T.R車の内装の設計がやりたくて、それができる会社を探していて見つけたのがニフコ。それまではニフコを知らなかったのですが、初めに樹脂の最大限の強みである、汎用性を活かしたアイデア品の数々に魅力を感じました。最終的な決め手になったのは人の良さ。説明会の時から私の顔をよく覚えていてくれて、ちゃんと人を見てくれているのが感じられたのが大きかったですね。

F.H大学でスペイン語を学んでいたので、スペイン語を活用できる会社を探していました。自動車部品メーカーだとメキシコ(スペイン語圏)に進出している会社が多く、その一つがニフコでした。私も最初に魅力を感じたのはニフコの製品。特に、扉などの機構で指を挟むことを防ぎつつも音をたてず、動きもしなやかなダンパーの機構には感動しました。それといいなと思ったのは、ニフコの説明会です。他社とは違う、いい意味で皆さんリラックスして和やかな雰囲気でした。自動車部品メーカーはお堅いイメージや男性が多いという印象があったので意外でした。

N.Nニフコを知ったのは学内の合同説明会の時。ブースの席に座って人事の方と話をしたのですが、それがすごく楽しかったんです。他の会社の場合は、ビジネスライクな感じで、いかに自社が魅力的かを一方的に語られるという感じ。ところが、ニフコの場合は、「なぜ仕事が楽しいか」とか、「将来的に新入社員に期待していることはこういうこと」とか、ワクワクする話ばかりで、これは働きがいがありそうだと思いました。

T.R入社後は思った以上に人の良さを感じました。新人時代の僕は「設計がやりたい」という情熱はあっても、要領のいい方とはいえず、同じミスをして、そのリカバリーに他の人を巻き込んでしまうこともありました。でも、そんな時も、先輩や上司は僕を責めることなく、親切に助言してくれました。「今の君はこういうところが足りないんだ。逆に強みはここだよ。」と。自分のことをちゃんと見ていてくれているんです。

N.N本当に人が良い。それは入社前のイメージ通りでした。例えば、こんなことがありました。1年目の時、年末休みに入る直前で海外に送らなければいけない荷物があったのですが、経験がなくやり方がわからない。でも、やるしかない(苦笑)。自分なりに調べて発送の手続きはとったものの、その先でトラブルが発生。困っていたら、自分の部署とは全然関係ない営業の部署の管理職の方が「どうしたの?」と。他の社員はとっくに退社している中で、その方が2時間以上一緒に走り回ってくれて、なんとか出荷できました。最終的には誰かが助けてくれる・・・いい会社だなと思いました。

F.H中途社員の方や、転勤されてきた方も、自然に馴染めるような環境があります。私の部署では若手勉強会というものを開催して、不慣れな環境にも順応できるような取り組みもしています。

やりたいことを止められることはない!?
自分の発想やアイデアを形にできる環境がある。

N.Nでも入社後にはもちろん苦労もありました。僕が感じたのは、思ったより仕事が難しかったこと。製品の形状が複雑でないと感じていたので、生産設備の開発職としては比較的に楽観視していたんです(苦笑)。ところが、一見、単純に見える形状の製品も、奥が深く難しいことばかり。入社当初からどんどん実践に投入されて、現場で見て覚えるというスタイルで経験を積んできましたが、とてもハードでした。ただ、振り返ると最初の1年で、必死になって仕事を覚えたことがその後の大きな糧になっている。後から上長に言われたのは、「長期的に見て、自分の限界を上げていこうとするなら、よりハードな状況に身を置くことが一番の近道」。確かにその通りでした。

T.R僕は入社前に、先輩社員の方々に不安なことや疑問点を聞いていました。実際に選考の途中で人事の方がそのような場を設けてくれたので、ありがたかったです。大変なこともあるけど、わからないことについては、OJTの先輩社員がしっかり教えてくれたので、無理なく仕事を覚えていけたと思います。

F.H私は海外案件に携わって、現地とのテレビ会議に出席する度にビジネス系の英単語がわからず苦労しました。伝わる英語を話せるよう、業務をこなしながらひそかに努力していました。その後、ターニングポイントになったのは、OJTの先輩社員がアメリカに赴任することになった時。先輩社員の案件をそのまま引き継ぐことになり、頼りにしていた先輩がいなくなり不安もありましたが、上司が自由にのびのびとやらせてくれたので、裁量を持つことの“楽しさ”のようなものがわかりました。案件を任せてくれた上司には感謝しています。ちなみに最近、車の外装部品の営業にも取り組んでいるのですが、これは私が以前から、「もっといろんなことがやりたいです」と上司に訴えていたこともあり、「やってみて」と任せてもらえた仕事なんです。

T.R仕事をしていてやりがいを感じることの一つは、ニフコが独立系メーカーであり、いろんな企業に製品を売り込みに行けること。しかも、ニフコの技術力の高さには定評があるので、いろんな企業から、「ニフコさん、なんとかならない?」という相談もよく来る。そんな中で、「自分が思い描いた製品」や「車にあったらいいな」という思いを具現化できるのが嬉しいですね。

N.Nそうだね。ニフコの一番の強みは、一人ひとりが自分のアイデアをどんどん言えること。最初から頭ごなしにダメなんてことは絶対ない。一回つくってみて、そこではじめていろんな角度からレビューされる。そしてフィードバックがもらえる。自分がやりたいと思うことはできて、問題がなければ、「いい機構だね」と賞賛されます。

T.Rそうそう。上司や先輩たちは、「もっと面白いことできるんじゃないの」とか「もっと強くなるのでは」とか前向きな意見を言ってくれます。自分から発信したアイデアに、いろんな意見をプラスして、良いものをつくっていくというやり方ですね。

F.H私が感じるニフコの強みは、海外拠点が多いこと。「一つの製品をどこでつくるのか?」となった場合、「どこの拠点が一番安くつくれるか」、あるいは、「どこの拠点は大型製品が得意」とか、いろんな選択肢の中からお客様に提案できるので、営業として腕のふるいがいがあります。

N.N実は僕が今の部署を気に入っている理由の一つは、海外拠点に出張に行けることです。去年も1年間のうち1ヵ月くらいは海外にいました。

未来へ向けて可能性が広がるニフコ。
一人ひとりの考え次第で活躍の場は無限に広がる。

T.R自動車業界の大きなテーマは軽量化。いろんな部品が樹脂に置き換わっていく流れの中で、樹脂を取り扱うニフコの可能性は非常に大きい。入社を希望する皆さんには、ニフコなら、「あなたのつくりたいものがつくれるよ」と言いたいですね。

N.N同感。でも一方で課題もある。その一つは、各国の生産拠点で対応力にレベル差があることです。なので、すべての生産拠点の技術力を高めていくために、トレーナーとして教えに行くか、こちらに技術者を呼んで指導するか、などと考えています。この課題を克服した時、ニフコは真のグローバル企業になり、もっと強くなる。つまり、まだまだ伸びしろがあるということ。それに今後、海外との取引はこれまで以上に増えていくのは間違いありません。海外に行けるチャンスは多いと言えます。

F.H英語はもちろん、英語以外の言語を活かしたい人も、日本と海外拠点とのつながりが今後さらに深まっていくはずなので、活躍の幅が広がると思います。ちなみに来月、先輩がアメリカへ行って、作業性改善の新製品を現地の設計と工場に対して提案をする予定です。可能性があれば国内に留まらず、どんどん海外で提案してこいという気運が部内で高まっていて嬉しいです。

N.N次なる成長に向けて、ニフコは良い方向に向かっていますよね。最近では全社で生産設備系の情報が統合されて、情報共有の体制が整い、全社的なシナジーを発揮しやすいようになってきました。

F.H全国の営業所から同じ入社歴の社員が集まって、新しい製品の発掘会を実施しているのも新しい試み。それぞれのチームで今後売り込めそうだなと思う製品のアイデアが生まれたら、商品技術の部署につないで形にしてもらおうというものです。

N.Nそれ、いいよね。僕ら設計も、営業と一緒に打ち合わせするのは重要だなと思っています。

T.R全社のパワーを結集して、トレンドをつかみ、どんどんアイデアを出していきましょう!ニフコの未来がますます楽しみです。